インスタグラムのロゴ変更の訳

インターネットのサービスであるインスタグラムがロゴマークを変えたのは2016年でしたが、そのロゴマークの変更は驚きともいえる刷新といえました。
従来のインスタグラムのロゴは、サービスを包括的に表したカメラを強くデザインに用いて、レンズが正面を向いている画像が使われていました。
カメラをモチーフにしたデザイン、正面を向いている構図は従来と同じながら、新しいデザインはこれまで以上に平面的かつグラデーションが全体に使われていいます。

インスタグラムのロゴデザインが刷新されたのは2016年4月のことです。
インスタグラムの発表では、写真アプリとしてサービスを始めた設立から5年経て、写真や動画をシェアするコミュニティにサービスが変化したため、ロゴもサービス内容の変化に併せて一新したと公表しています。
カメラアプリのイメージから脱却し、サービス内容も豊富で、写真以外の機能を追加されていくのでカメラだけではなく進化していくインスタグラムを表すには、よりシンプルなアイコンを用いる必要がありました。
ロゴデザインだけではなく、サービス内のアイコンもデザインが変更されました。
全てが、グラデーションタイプのシンプルな構図です。

近年のトレンドとして、多くの企業がロゴやアイコンのデザインとして、単色の平面的でシンプルなものを採用してきています。
しかし、インスタグラムはトレンドを踏襲しながらも、グラデーションのレインボーカラーを取り入れました。
グラデーションを採用することは、以前はロゴデザインのトレンドであり主流の時代もありました。
しかし多くの企業がグラデーションを採用するあまり、盛り上がりは早期に冷めてしまい、フラットデザインの流行やシンプル化されたモチーフの流行もあって、今のような流れのトレンドに落ち着いてきています。

これまでにもさまざまな企業がロゴを変更してきました。
これまで慣れ親しまれたロゴデザインから、新しいデザインに刷新することはある種のリスクを抱えています。
しかしながら、そこまでしても企業として変わりたいという強い意志が働いていることの表れでもあります。
インスタグラムはこれからも、カラフルな色使いによって多様にサービスを展開していくことが期待されています。
また、今後もユーザー数を伸ばしていき、多様化や多様性を尊重しつつ、企業としては根本的な理念を忘れず、前に進もうとする意志が感じ取れる大きな転換期です。

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